補聴器の種類は大きく分けて3種類!自分に合っているのはどのタイプ?

公開日:2023/03/15  最終更新日:2023/03/22

みなさんが補聴器と聞いてイメージするのはどんな形状の補聴器でしょうか。また最近の補聴器は機能的にも進化しており「こんなこともできるの?」と驚くような機能を備えたものも登場しています。どんな補聴器を選ぶ場合でも、種類によって得意・不得意があります。それぞれの特長をよく知り、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

ポケット型の補聴器を選ぶメリット・デメリット

軽度の難聴から重度の難聴まで使うことができるポケット型の補聴器。ポケットに入れた本体とイヤホンでつないで使用します。ミュージックプレイヤーのような見た目から、補聴器に見えないので気軽に利用できるでしょう。

本体のボタンが大きく、操作ボタンが見づらい、細かな作業が苦手という高齢の方でも操作がしやすいのが特徴です。また乾電池式で充電する手間がなく、長時間使用できます。

価格面ではほかの補聴器よりもリーズナブルで、3~5万円ほどで手に入るでしょう。手頃な価格で聞こえをよくしたい、1日中使うわけではないので安いものが欲しいという方にはぴったりです。

多くのメリットがある反面、本体を持ち運ぶ必要があるためポケットのある服を着る、首からかけるストラップを用意する必要があるでしょう。また本体とイヤホンはコードでつなぐことから、コードがめがねやマスクに引っかかってじゃまになるといったことも起きやすくなります。

運動したり、荷物を運んだり、活発に体を動かす機会が多い方には向きません。本体が音を拾う機能を持つことから、服の生地が擦れる音も拾いやすいといえるでしょう。

耳かけ型の補聴器を選ぶメリット・デメリット

利用者がもっとも多く、補聴器利用者全体の60%を占めるともいわれる耳かけ型タイプの補聴器。種類が多く、多機能なものが販売されており人気があります。

耳の後ろにかけて使用しますが、落ちにくく使いやすい補聴器といえそうです。カラーバリエーションも豊富で補聴器もおしゃれに見せたいという方におすすめ。ポケット型の補聴器と同様に軽度から重度難聴の方まで幅広く使用が可能となっています。

また耳かけ方はほかの補聴器に比べ、多機能な点も大きな特徴です。ボタン操作がしやすく、電池交換も簡単です。ボタン一つで外出モード、会話モード、電話モードなどの切り替えができる、雑音を抑制する機能を備えるといった機能が充実したものがあります。

価格面では店舗で購入する場合には5~50万円ほどと、ポケット型に比べ少し費用がかかるといえます。

眼鏡やマスクを付ける機会が多い人には補聴器を含め、複数のものを耳にかけることになるので、引っかかったり絡まったりしてじゃまになる、痛みが生じることもあるでしょう。また補聴器の装着が周りの人に知られたくない方は耳かけ型はカラーやその大きさから、目立って気になるという方もいるかもしれません。

耳にかける部分が大きい分、多少なりとも重みを感じる方もいるようです。重みが気になる方は軽量のミニタイプのものを選びましょう。さらに、耳かけ型は汗が本体に入りやすいというデメリットもありますが、運動する方、屋外の仕事で汗をかきやすい方は防水機能付きのものを選ぶとよいでしょう。

耳あな型の補聴器を選ぶメリット・デメリット

小型で目立たない補聴器を選ぶなら耳あな型です。残念ながら高度難聴の方の使用には向いていませんが、耳の穴に入れて使用するコンパクトな形状で、ポケット型や耳かけ型のようにマスクやメガネが引っかかることがありません。とくにマスクをする機会が増えたコロナ禍において人気が高まったタイプといえます。

耳あな型の補聴器の特徴は、なんといっても自分の耳の穴に合うようオーダーメイドで作ることができる点です。耳の穴の形には個人差があり、右と左でも形が異なるといわれています。イヤホンをしているといつも片方の耳だけ痛くなるという方もいるのではないでしょうか。

補聴器を装着する機会が多い方はそういった違和感や不快感がないものを使用したいものです。また、自分の耳の形に合ったものを使用することで外れにくく、集音効果が向上するというメリットもあります。さらには補聴器の音量を上がることですき間から音がもれ、ハウリングが起こりやすくなりますが、耳の穴ぴったりの補聴器を作ることでハウリングを軽減できます。

一方で、オーダーメイドの補聴器を作るには時間と費用が必要となります。価格の相場は機能によっても異なりますが5~50万円ほどでしょう。オーダーメイドの補聴器では作成や検査に費用がかかることから、ほかの型の補聴器に比べ価格が上がる傾向にあることを覚えておきましょう。

小型なことはメリットでもありますが、手先が不自由な方には扱いにくい、ボタンが押しにくい、落としてしまった時に見失いやすいというデメリットにもなり得ます。

まとめ

補聴器3タイプのメリット・デメリットをご紹介しました。自分にはどのタイプが合っていそう!あのタイプの補聴器を使ってみたい、などイメージはできたでしょうか。難聴の度合い、使う頻度、価格、必要な機能、何を優先させたいかによっても求める補聴器は人それぞれ異なることでしょう。

便利な機能付きの商品もどんどん開発されているため、予算に合うものがないか探してみましょう。またどんな場面で使いたいかといった、より具体的なイメージをしてみることも大切です。補聴器は無料のお試しサービスを行っているお店も多いので、ぜひ利用し、自分にぴったりの補聴器を見つけてください。

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