補聴器をつけて!家族を説得するにはどうしたらいいの?

公開日:2024/02/15  

 補聴器をつける男性

補聴器の相場は10~30万円のため、経済的な負担が大きいです。また、恥ずかしいという理由から補聴器に抵抗感を抱く人も一定数います。家族を説得するには、一緒に病院に付き添ってあげたり、補聴器をプレゼントしたりすると効果的です。そこで本記事では、補聴器を嫌がる理由や説得方法を解説します。

補聴器の装用を嫌がる理由を考えてみよう

耳が遠い家族がいると、コミュニケーションを円滑に取れず苦労することがあるでしょう。補聴機に抵抗感を抱く人も一定数いるため、嫌がる理由について3つ紹介します。

補聴器をつけるのが恥ずかしい

周囲の目が気になることから、補聴器をつけたがらない人は少なからず存在します。難聴であることを恥ずかしいと思っており、老化現象を真摯に受け入れられずにいるのです。頭では補聴器をつけた方がいいことは理解しているものの、認めたくないのでしょう。

難聴は、早い人で50代から症状が出る人もいます。年を取れば誰でもなりうるものなので、特に恥ずかしがる必要はありません。

経済的な負担

経済的な負担も補聴器を買おうと思わない要因です。補聴器は10~30万円ほどが相場です。数万円ほどで購入できるタイプもありますが、高価な買い物であることに変わりありません。会社を定年退職し、年金で暮らしている高齢者であれば尚更手の届かない金額でしょう。

高価ではありますが、公的な支援制度を利用できるケースもあります。聴覚の身体障害者として認定されると、補助金が受け取れるため一度自治体に問い合わせてみるといいでしょう。

耳が聞こえづらいことを自覚していない

聴覚が衰えていることに気づいていないこともあります。難聴は、年を重ねるごとに少しずつ進行していくものです。そのため、まだ大丈夫だろうと思い気にしていないケースも多々あります。

また、高齢者になると社会との繋がりが少なくなり、人と話す機会が減るため余計に自覚しにくいです。周囲に難聴であることを教えてくれる家族がいれば一番ですが、気を使って指摘できない場合もあるでしょう。

補聴器の装用によるリットとは

補聴器をつけることで、小さな音でも拾えるようになり毎日が充実します。補聴器をつけるメリットを解説します。

言葉が聞き取りやすくなる

補聴器をつけることで、言葉が聞き取りやすくなります。難聴者はスーパーや公園といった騒がしい場所では、人の声と雑音が入り混じるため特に聞き取りにくくなります。

しかし、補聴器は人の音声と騒音を細かく分析し識別してくれるので鮮明に聞こえるようになるのが特徴です。また大勢に囲まれているような場所にいても、正面で会話している人以外の音量を低減させる効果があります。

日常生活が充実する

小さな音でも、鮮明に聞こえるため毎日が充実します。子どもが発するつぶやき声や小鳥が鳴く音、川のせせらぎなどを感じられるようになります。補聴器をつけることで聞き取れる音が増えるため外に出かけたり、テレビを見たりする時間が楽しくなるでしょう。

また、拾える音が増えるため脳への刺激が増し活性化されます。年を重ねるにつれ脳機能が低下するため、認知症の予防においても効果的です。

人に迷惑をかけなくなる

人に迷惑をかけることも少なくなります。耳が不自由だと、外を歩いていても車のクラクションに気づけません。また人が怒ったり、注意したりしても理解することは難しいでしょう。

コミュニケーションが円滑に取れないことで、知らずしらずのうちに周囲の負担となりストレスを与えます。そのため、耳が聴こえるようになることの効果は絶大です。

不安を取り除きメリットを理解してもらうことが大切

補聴器のメリットを伝えながら根気よく話すことで、本人も聞く耳を持ってくれるでしょう。ここでは、効果的な説得方法を解説します。

専門医のアドバイスを聞く

耳鼻咽喉科に行きアドバイスをもらうことで不安を取り除けます。家族が補聴器を進めてもプライドが邪魔をし、素直に聞き入れない人も少なくありません。

しかし、第三者である専門医の意見であれば受け入れられることもあるでしょう。今までに数多くの患者を見てきたプロの助言だからこそ説得力があり、補聴器への抵抗感や不安感が軽減されます。

周囲が心配していることを伝える

じっくり話し合う時間を設け、どのように困っているのか、どのようなときに周囲がストレスを感じるのか伝えてください。人の迷惑になりたくないという心理が働くため、意外と素直に聞き入れてくれるかもしれません。

しかし、伝え方には十分に配慮が必要です。年より扱いをしたり、強い言い方をしたりすると本人は快く思わないでしょう。

スタイリッシュな補聴器がある

補聴器の見た目を気にする人もいるため、スタイリッシュなものを選ぶといいでしょう。まるでワイヤレスイヤホンのような補聴器もあるため、難聴者であることに気づかれにくいです。デザイン性に優れているのでオシャレの一環として装用できます。

補聴器をプレゼントする

誕生日や敬老の日にプレゼントすることで快くつけてもらえます。補聴器は実店舗で買うこともできますが、ネット通販でも購入できます。精度の高い補聴器がいくつもラインナップされているので、通販とはいえ安心してお使いできます。

目立たないコンパクトなものから、高機能な補聴器までさまざまなので、本人の意見を交えながら選ぶのもいいでしょう。

まとめ

本記事では、補聴器を嫌がる理由や説得方法をご紹介してきました。補聴器を嫌がる理由は、つけるのが恥ずかしいことや経済的負担、そもそも難聴であることに気づいていないケースなどがあります。説得するには専門医にアドバイスをもらうのが一番ですが、周囲が補聴器をつけて欲しいことをしっかり伝えることも重要です。コミュニケーションが円滑に取れなく困っていることや、補聴器の必要性などを話してください。本人や周囲のためにも補聴器の装用は必要です。

 

 

 

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